ベトナム・ホーチミンから行ける身近な国内ショートトリップ先5選
ホーチミン市内は、ベトナムで一番の都会です。様々なシティーライフを楽しめますが、観光先は若干少なく感じます。ホーチミンに旅行に来た際、ホーチミンだけではなく、近隣の都市への観光はいかがですか?ホーチミンにはない魅力にあふれています。
1.ブンタウ
ブンタウは、ホーチミン市内から、車で3時間弱ほどで行ける、ホーチミン市民ご用達のビーチです。元々は、現地の人々しかいかないビーチでしたが、近年ホテルなども建設されてきて、ホーチミンから気軽に行けるビーチとして人気になってきました。日本人在住者の間では、ベトナムの熱海と言われているようです。
ブンタウで一番のビーチは、「バックビーチ」。ビーチパラソルが並び、売り子さんがお土産や飲み物などを売りに、次から次へとやってきます。海の色はちょっぴり濁っているので、シュノーケリング等には向いていないですが、ベトナム感を味わうには抜群のところです。
食べ物では、何といってもシーフード!ビーチでもシーフードの屋台が沢山でています。ローカルフードなので、何といっても安い。ビーチサイドでローカルフードを食べながら、ちょっとのんびりなんてどうでしょうか(物売りの声や現地の人の声でうるさいかもしれませんが)。
ブンタウの観光と言えば、「キリスト像」。このキリスト像は中に入れて、調度肩のところから、外に出られるようになっています。キリスト像のところに行くまで、階段がずーっと続きます。暑い中で階段を上って、さらに体の中の階段も登ってからみる、キリスト像の肩からの景色は、なんとも言えず、気持ちのいいものですよ。
2.ニャチャン
国内外ともに有名になってきた、ベトナム随一のビーチリゾートです。ホーチミンからの行き方は3種類。
一番早く行けるのは、飛行機で1時間。時間はかかりますが、景色を楽しめる方法としては、列車で7時間、バスで9時間です。
ニャチャンの歴史は、フランス植民地時代に、要人専用のビーチリゾートとして開発されました。ベトナム戦争当時は、アメリカ軍の軍用港とされて激戦地となったところでもあります。現在は、ベトナム人だけでなく、外国人にも人気のビーチリゾートとして有名になりました。
ニャチャンのビーチは、美しいビーチとして有名です。青い空・青い海・ヤシの木・白い砂浜と美しい風景が広がっています。ビーチの長さも7kmほど続いていて、リゾートホテルが並んでいます。そのビーチに平行して、チャンフー通りという目抜き通りが通っているので、ショッピングも楽しめます。
ニャチャンに数年前にできたのが、「ヴィンパールランド」。小さな島を丸ごとアミューズメントパークに仕立て上げたところです。ジェットコースターがあったり、ゾウに乗れる場所があったりと、親子で楽しめる遊園地です。子供連れの方には良い施設です。
食事はやはりシーフードがお勧めです。新鮮な魚介類が豊富です。
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3.フ―コック島
ホーチミンからは、飛行機で1時間で行ける今開発途中のビーチリゾートです。有名なビーチとしては、上記で触れたニャチャンがありますが、フ―コックはまだまだ開発中なために、ベトナム的な素朴さが残っているリゾートです。あまり知られていないため、海はキレイで、いろいろなマリンスポーツが楽しめます。
基本的に秘境のようなリゾートなので、ビーチ沿いやホテルでのんびりするのが基本の過ごし方になります。ホテル周りには、あまり施設もなく、散歩していると水牛の散歩に出くわしたりとのんびりしています。その代わり、海の透明度は高く、シュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめます。また、フ―コック島はサンセットが美しいことでも有名。夕方の時間をビーチでゆっくりしながら、美しい夕日を眺めてはいかがでしょうか?
ここも、ビーチなので、シーフードに舌鼓を打つことができます。有名なのは、ナイトマーケット。ここでお安くて美味しいシーフードを食べることができます。
フ―コック島には、3つの特産があります。
ヌクマム
ベトナム料理には欠かせないヌクマム。フ―コックのヌクマムは上質だということで有名です。本場の味を楽しんでみて下さい。
コショウ
ベトナムはコショウの輸出が盛んな国でもあります。フ―コックのコショウはオーガニックで香りも良いと評判です。お土産にどうぞ。
ヌクマム
フ―コックでは、真珠の養殖が盛んです。そのお値段は、それこそピン切りです。ちょっと形のいびつなものだと、とてもお安く買うことができますよ。
4.ダラット
ホーチミンからは、飛行機で1時間弱、または、車やバスで6時間でいける高原リゾートです。ベトナム人の新婚旅行先としても有名です。上記の3つはビーチリゾートでしたが、ダラットは、高原。ベトナムの軽井沢?とも言われます。年間を通じて、気温が25℃近くとなり、暑いホーチミンの避暑地となっています。
有名な観光先は、「スアンフーン湖」「ダラット市場」「ダラット駅」などです。
スアンフーン湖
ダラットの中心に位置する人口湖です。ハネムーンの地としても有名なので、カップルが語り合っているのがみられます。馬車で一周することも可能ですので、一周して、気になったお店などに立ち寄るのはいかがでしょうか?
ダラット市場
ダラットは野菜の名産地です。高原ですので、美味しい野菜が取れます。市場ではたくさんの新鮮野菜がならんでいます。また、ダラットはイチゴが有名でもあります。イチゴジャムなどはお土産にいかがですか。その他にも近隣の少数民族が作った民芸品などもおいてあり、お土産さがしに最適です。
ダラット駅
このダラット駅は観光駅として整備されています。ノスタルジーを感じさせる駅舎と蒸気機関車が展示されています。お土産屋さんも併設されています。
ダラットは高原で涼しいために、ゴルフ場もあります。ホーチミンからゴルフツアーで来る外国人も多いです。また、少数民族の村を訪れることも可能ですので、ベトナムの文化に触れる良い機会になると思います。
5.フエ、ホイアン
ベトナムの中部地域に位置する、「フエ」「ホイアン」は、ホーチミンから飛行機で1時間ちょっとかかる、世界遺産の街です。「フエ」「ホイアン」間は車で3時間弱のところにあります。
フエ
フエは、19世紀から20世紀にかけて存在していた「グエン朝」の首都でした。そのため、王朝文化とその後のフランス統治時代の文化が混ざり合い、美しい建物が多く存在している町です。そして、その「フエの建造物群」が世界遺産に認定されています。
グエン朝王宮
13代続いたグエン朝。その王がいた居城です。中国北京の紫禁城をモデルに建設されました。600m四方を壁に取り囲まれ、その中に多数の建物が並んでいました。中でも、政治の執務が行われていた 太和殿は、屋根などに王の象徴である龍の装飾が見事に施されています。ベトナム戦争当時にこの建物も全壊してしまいましたが、すぐに再建されました。
ミンマン帝廟
グエン朝代2代皇帝ミンマン帝の陵墓(お墓)です。帝の廟には華美な装飾が施され、中庭には様々石造が死者の魂を守るために置かれています。しかし、彼の遺体は陵墓に埋葬されておらず、実際の埋葬場所は明らかになっていません。
トゥドゥック帝廟
グエン朝で一番在位が長かった4代目のトゥドック帝の帝廟です。トゥドゥック帝廟はもとはトゥドゥック帝の別荘でした。トゥドゥック帝の死後、ここは墓所として改築されて現在に至ります。廟内には皇帝を祀っている寺院と、トゥドゥック帝の墓があります。
ティエンムー寺
400年以上の歴史がある寺院。天女の寺院と呼ばれることもあります。7重の塔が現存していて、圧倒されます。
フエは古都であるため、王朝料理が残っていて、各高級レストランではベトナムの王朝料理が食べられます。装飾も美しく、見た目ももちろん味も格別です。他には、ローカルフードも多くあり、バインべオと呼ばれるローカルフードも一度お試しください。
ホイアン
古くから港町として栄えた都市です。古くからの歴史的な建造物が立ち並び、中国人街を中心に趣のある家々が立ち並んでいます。これらの古い街並みが「ホイアンの古い街並み」として、世界遺産に登録されています。
世界遺産に登録されているのが、「チャンフー通り」と「バクダン通り」です。この年は古くから交易都市として栄えてきました。中国人や鎖国前の日本人などが多く暮らしていました。なので、中国や日本の様式の建物などが多く見られます。
有名な場所としては、「来遠橋」があります。通称:日本橋とも呼ばれています。日本人と中国人とベトナム人が作ったと言われています。この橋で中国人街と日本人街が分かれていたということです。小さい橋ですが、多くの観光客が訪れています。
ホイアンで有名なローカルフードとしては、「カオラウ」があります。太いシコシコした麺で、ちょっと日本のうどんに似ています。ベトナムの他の都市ではあまり食べられませんので、トライしてみて下さい。
ホイアンの町の最大の見どころは、夜のまちなみです。ホイアン名物のぼんぼりに火が入り、各家の軒先に下げられます。とても幻想的な美しい景色となります。夜のホイアンを見逃さないでくださいね。
ベトナム・ホーチミンから行ける身近な国内ショートトリップ先5選のまとめ
ホーチミンから行くことのできる都市を紹介しました。ビーチや高原、世界遺産と取りそろっていますので、出かけてみて下さい。
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【担当:kokochao】
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