パリで注意したい!スリ・クレジットカード盗難・お金のトラブルと対処方法9選
パリは決して危ない国ではありませんが、スリやクレジットカードの犯罪、または、レジでの支払いトラブルなどの軽犯罪は頻繁に起こっています。話しかけてきて、注意を逸して、その間にバックを開けるなどの昔からの手口もまだ健在で、注意してれば防げることばかりなので、手口を知って被害に遭わないようにしましょう。
- 1.駅などで注意!クレジットカードすり替え
- 2.メトロのジプシーによるスリに注意!
- 3.観光名所の人混みで
- 4.携帯やスマホに注意
- 5.ユーロとフランスフラン
- 6.お釣りの間違い
- 7.レストランでカードの支払い
- 8.カフェやレストランでの貴重品の置き場
- 9.メトロやデパートのエスカレーターで
- パリで注意したい!スリ・クレジットカード盗難・お金のトラブルと対処方法9選のまとめ
1.駅などで注意!クレジットカードすり替え
駅などで、「チケットを買いたいけれど自分のクレジットカードが通らない」と声をかけてくる人が多発しています。チケット代金を現金で払うので、クレジットカードを貸して欲しいと頼んできます。現金を払ってくれるならと、ついクレジットカードを渡してしまいがちなのですが、絶対に渡さないでください。
落ち着いて考えれば、現金があるなら現金で払えばいいわけなのですから、どう考えてもおかしいのです。
クレジットカードを渡すと、同じクレジットカード会社の他の日本人の名前のクレジットカードが戻ってきす。同じクレジット会社なので、カードのデザインが一緒のため、何の疑いもなく受け取ってしまいます。そして、使うときになって、暗証番号を押しても通らない止め、気が付くのです。
2.メトロのジプシーによるスリに注意!
メトロの中には沢山スリがいます。ただ見かけは、ジプシーなのでひと目見れば怪しいとわかります。大判のストールなどをかけていることが多いです。日本人は、バックをどうしても後ろに回しがちです。メトロに乗る時が注意です。後からぴったりくっついて乗ってきて、ストールで隠しながらバックの中に手を入れお財布を抜き取ります。メトロの中では必ずバックを前側に持って常に注意を払っていて下さい。
メトロのスリは、多発しているため車掌さんもよくわかっています。スリが乗っていると車掌さんがわかっている時、車掌さんがアナウンスで、「スリが乗っています。スリが降りるまで運転を再開しません。」などと放送し、スリを車外におろす事に協力的です。また、メトロの他の乗客も気がついたら教えてくれたり、みんな親切です。
3.観光名所の人混みで
署名を集めるボードを持って、「英語は話せますか?」「署名を集めているので、ちょっといいですか?」と寄ってくる人がいます。これも注意です。この人たちもほとんどは、ジプシーなので見た目ですぐわかります。話を聞かせて、気を引いている間に、仲間がお財布を抜き取ります。お財布はバックのファスナーを開けて抜き取るからだけではなく、バックの横や下を切って取ることもよくあります。話しかけられても、貴重品から目を離さず、無視しましょう。少ししつこく追いかけてきますが、無視し続ければ、あきらめるので、絶対に相手にしないでください。
4.携帯やスマホに注意
日本の携帯やスマホは高度な機能が付いているため、高く売れるそうです。外出先で使用するときは、注意して使用しましょう。使用中に持っていかれてしまう人もいますので、人混みでの使用はなるべく避けてください。
5.ユーロとフランスフラン
フランスはユーロになる前、2002年までフランスフランと言う通貨を使用していましたが、いまだにレジやレシートには、ユーロとフランスフランの両方が表記されます。ユーロのほうが、大きく表示されているので、間違えにくいのですが、旅行者の方は間違えて、フランスフランのほうの料金を見て支払ってしまうことがあります。
レジの担当の方によっては、フランスフランの額が高いので、フランスフランの表示を見て支払った人だと分かっていながら、差額を自分のポケットマニーにしてしまう人がいます。後から気がついて言っても、日本のようにレジのお金を全部調べてくれる事は滅多になく、調べても差額は自分のポケットマネーに入れているので、分かりません。その場で、確認するようにしましょう。
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6.お釣りの間違い
犯罪でなくても、フランス人は普段クレジットカードで買い物することが多いですが、現金で買い物をすることが多い日本人は、レジで、現金のトラブルがよく発生しています。
フランス人はレジ担当の人でさえ計算ができません。
日本人はよく端数だけ小銭で出すという支払い方法をよくします。例えば、95.21ユーロのお買い物の場合、100.21ユーロを渡し、5ユーロのお釣りをもらおうとします。
フランスでは、端数だけ小銭で出すという支払い方をする人がいないため、こんな簡単な計算でさえできないのです。計算ができないため、お釣りを間違え、ユーロ通貨になれていない日本人は確認に時間がかかったり、ユーロ通貨の国のフランス人を信用してしまい確認しないこともあります。フランス人はよくお釣りの渡し間違えをするので、お釣りはその場で確認してください。
7.レストランでカードの支払い
フランスのレストランでは、ウエイターが席まで来て、会計はテーブルで済ませます。クレジットカード払いの時も、カードのマシンを持ってきて、目の前で決済します。もし、クレジットカードを持って行って、奥で決済しようしたら止めてください。カード情報を不正に入手しようとする場合があります。その場合は、現金で支払したほうがよいでしょう。
8.カフェやレストランでの貴重品の置き場
カフェやレストランでおしゃべりや食事に夢中になっている間に、貴重品を盗まれることがあります。バックやお財布、カメラなどの貴重品は、足元には絶対に置かないでください。日本ではよく、食事の写真を取るためや食事が出てくる間の時間つぶしに、スマホや携帯、デジカメをテーブルの上に置いておきますが、絶対に置かないでください。テラス席の場合は、尚更です。また、バッグを椅子の背もたれに挟んだり、椅子にかけるのも厳禁です。貴重品は、必ず膝の上に置いて、身に付けて置いてください。
9.メトロやデパートのエスカレーターで
エスカレーターに乗っているときに、ぴったり後にくっついてきたり、前を妨害したりする人がいたら怪しいと思ってください。大体の人は、大判のストールをしていて、ストールを前に広げて後ろにぴったりくっついて、隠しながら、バッグからお財布を抜き取ります。ピッタリくっついてくる人がいたら、すぐ離れて、注意をしている素振りを見せてください。
パリで注意したい!スリ・クレジットカード盗難・お金のトラブルと対処方法9選のまとめ
出かけるときは、パスポートなどの貴重品はなるべく持ち歩かずに、身分証明書はコピーにし、貴重品は最小限の荷物にしましょう。また現金は分けて持つと被害が少なくて済みます。
注意を払っているように見えると、寄ってこないので、スキをみせないようにするのも一つの対策です。
気をつけていれば、防げる事ばかりです。身の回りの貴重品には充分気をつけて、楽しい旅行にしてください。
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【担当:takamika】
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