南カリフォルニア・サンディエゴで家を購入する時のチェックポイント7選
アメリカ、サンディエゴで家を探すなら購入と賃貸どちらがいいでしょうか?
家は自分の財産や投資になるので購入する方がいいという人もいますし、賃貸の方が気楽でいいという人もいます。どちらがいいかは人それぞれなので一概にはいえませんが、家を購入した場合、住宅ローンの利息や財産税は総収入から控除することができます。つまり、所得税が減額されることになるという利点があるのです。そのため、住宅ローンの支払い金額と家賃の支払い金額にあまり差がないということも十分あり得えます。また、賃貸では家賃が年々上がっていく可能性があるのに対して、定率ローンを組んで家を購入すれば毎月の支払いが上がることはまずありません。そういう意味では賃貸よりも購入の方がお得と言えるかもしれません。
日本で家を購入した場合、築年数が増せば増すほど家の価値は下がります。しかし、アメリカの場合、不動産の価値は毎年約5パーセント上がるといわれています。家のリモデルやリフォームをして外観や内装のメンテナンスがきちんとできている場合、さらに価値が上がります。ですから、長く住むつもりがなくても投資として家を購入する人が多いのです。
そこで今回は、サンディエゴで家を購入したいという人のためのチェックポイント7選をご紹介します。
- 1.エリアを決める
- 2.インターネットで探す
- 3.リアルターを決める
- 4.新築物件を探す
- 5.メンテナンス良好の中古物件を探す
- 6.メンテナンス不良の中古物件を探す
- 7.フォークロージャー物件を探す
- 南カリフォルニア・サンディエゴで家を購入する時のチェックポイント7選のまとめ
1.エリアを決める
サンディエゴといっても広いので、どのエリア(地域)を選ぶかで不動産価格も大きく変わってきます。特に子供がいる家庭の場合、どの学校区にするかを優先的に考えることをおすすめします。良い学校があるエリアは不動産価値が高いので、子供がいないとしても家選びの基準になります。ただし、不動産価値が高いということは、購入する際の家の価格が高いだけでなく、購入後に毎年かかってくる税金、いわゆる固定資産税も高くなるということです。子供のためにベストな学校区を選んでも、毎月のローンや税金が払えなくなったら元も子もありません。自分たちの収入でどのくらいの住宅ローンが組めるのか、どのくらいの頭金(Down payment)が支払えるのかをよく見極めて無理をしないことも大切です。
2.インターネットで探す
どんな家が欲しいのか実際に家探しを始めるとき、最近はインターネットでもかなり詳細な情報を得ることができます。築年数や広さはもちろん、過去何回売買されてきたのか、いくらで売買されてきたのか、その家の歴史がすべてわかります。画像も豊富に紹介されているので、どんな家なのかのイメージもつかみやすいと思います。でも実際に見てみるとイメージが違ったり、家自体は良くても近所の雰囲気がよくなかったりといったことはよくありますから自分の目でしっかりチェックを入れる必要があります。
3.リアルターを決める
実際に自分の目で見て確認することは家探しにおいて非常に大切なことです。そこで登場するのが「リアルター」で、リアルターというのは不動産仲介業者のことです。信用できるリアルターを選ぶことはとても重要です。そのためには、知人や友人に紹介してもらうのが一番確実だと思います。それが無理だったら、何人か実際に直接会ってみて信頼の置けそうな人を選ぶようにしましょう。日本人のリアルターもサンディエゴにはたくさんいます。
上の画像のようなサインが立っている家もよく見かけます。その家の販売を担当しているリアルターの連絡先が表示されているので、興味があったら自分で直接連絡してもいいし、自分のリアルターに連絡してもらってもいいでしょう。
4.新築物件を探す
新築で購入する場合、家のアップグレードはできるだけやっておいた方がいいです。アップグレードするとその分価格は高くなりますが、ローンにして月々の支払いに分割するとそれほどの違いにはなりません。後から徐々にやろうと思ってもそうそうできるものではありません。アップグレードするというのは、簡単に言うと良い品質・材質のものを使うということで、例えば、キッチンカウンターだったらアメリカでは「グラナイト」が断然人気です。自分が使って気持ちがいいというだけでなく、いざ家を売るというときにも高い値段で売れるので、アップグレードする価値は十分にあります。
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5.メンテナンス良好の中古物件を探す
中古物件でもメンテナンスが行き届いている家は高価です。新築もそうですが、中古物件も「オープンハウス」をして家を公開することが多いので、興味があったらぜひ見に行きましょう。人気の家は「オファー」が多いですからどうしても競争確率が高くなります。「オファー」というのは売主がマーケットに出している希望価格に対して、買い主がいくらで買いたいかを示すことです。売主側としては当然高い金額をオファーしてくれる人に売りたいですよね。
私の友人の家はメンテナンスがとてもよく行き届いていて、リモデルでアップグレードもしていました。平屋だったこともあり、売りに出したとたん「オファー」が次から次にきたそうです。現金でオファーをする人もいたそうです。ちなみに高齢化社会の影響なのか、平屋はとても人気があります。
6.メンテナンス不良の中古物件を探す
中にはメンテナンスが行き届いていない物件もあります。長所は、市場価格よりもずっと安く売りに出されているということです。ですから、自分が住みたいエリアの家が高くて買えない場合でも、このような家だったら買える可能性がでてきます。とりあえず家を安く買って、後から自分で修理したりリモデルしたりすることが可能です。
短所は、後から自分で修理したり、リモデルするにもやはりお金がかかるということです。安く買い物をしたつもりでも、リモデルしたら結局高くついたという話はよく聞きます。また、このような物件の場合、不動産会社がまず買取って、修理・リモデルをした後で高く売り出すということもしています。市場価格が高い人気のエリアの場合、このようなケースが多いです。
7.フォークロージャー物件を探す
フォークロージャー(Foreclosure)物件とは、家の持ち主がローンの支払いを滞り、その結果銀行に没収されてしまった物件のことです。そのため「Bank Owned」とか「REOs(Real Estate Owned)」という言い方をすることもあります。このような家は前述したメンテナンス不良の物件も含まれ、ほとんどの場合「as-is」で売り出されることが多いです。「as-is」というのは「このままの状態で売ります」ということです。ですから、メンテナンス不良物件と同様に市場価格よりもずっと安価で売り出されますが、オークションになることが多いようです。フォークロージャーになるケースは結構多いので、常にアンテナをはっていると良い物件を安価で手に入れることができるかもしれません。
南カリフォルニア・サンディエゴで家を購入する時のチェックポイント7選のまとめ
いかがでしたか?この記事が、これから家探しをしようと思っている人のために少しでもお役に立てれば嬉しいです。家探しには時間もエネルギーも必要ですから、あせらずに計画的に進めましょう。
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【担当:Hechim】
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